CMM(Condition Monitoring Modules:状態監視装置)は工場内の機械を常時監視する装置です。この装置には、ショックパルス測定装置、振動測定装置、温度測定装置があります。CMMシステムとは、これらの装置を組み合わせた総称です。
測定結果は4-20mAの信号で出力され、リレー機能を持つディスプレイユニットやPLCまたは他の監視システムで受け取ることができます。また、これとは別に各装置にはリレー機能がついておりユーザ任意のアラーム制限値を超えた値を取得すると自動的にリレーが働き警報システムなどに連動させることができます。測定ユニットとアラームレベルは測定方法の条件に従い選択されます。
トランスデューサラインは、ショート回路、オープン回路の指示により自動的にシステム監視されています。厳しい環境にさらされている部分は非腐食性でシールドされているか防水されています。防爆用器具の利用も可能です。低電圧で電気的な妨害の影響がない信号を使用しているCMMは安全で信頼性が高い監視システムです。
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